SSブログ

Z900RS リアサス 交換方法 [Z900RS]

か弱そうな女の子が、バイクのタイヤ交換しているこのTwitter動画をみて、俄然ヤル気が出て来たので、週末にリアサス交換作業をしてみました。
この人力でのタイヤ交換作業は、なかなかできないよ~。

前回のブログで書いた塗装したスプリングを装着したリアサスと交換してみました。
Z900RSはモノサス仕様なので、1本交換するだけで済みますし、カバー類を外せば左右ともボルトとナットが丸見えなので、比較的交換し易い車輌だと思います。
問題はセンタースタンドが無いので(オプションではありますが、私のZ900RSは社外マフラーに交換しているので、センタースタンド取り付け不可です。)、後輪を浮かす為にジャッキなどが必要といったところでしょうか。

長年、オートバイを所有し、これまでも自分でチマチマと弄っていたので、工具類には事欠きません。
まずはシートを外し、サイドカバーも取り外します。工具が当たりそうな部分に養生テープを貼るとか、ウエスで保護するなどすれば車体に傷が付かずに済みます。
車体左側は、ABSユニットカバー(小さなボルト1本で留めてある小さな樹脂カバーです。)も取り外します。
z9green6.jpg
この黒いカバーですね。これを外さないとリアサス上側のナットがみえませんから。
z9green7.jpg
上の写真で説明すると、コネクタ左側(車体前方になります。)に隙間がみえていると思いますが、
この奧の方にリアサス上部のナットを見ることができます。
ボルトとナット用に14ミリのソケットが2個とエクステンションバーセットがあると外せると思います。




リアサスの上下のボルトを少し緩めておいて、ジャッキアップしていきます。
私のとった方法は・・・、



写真を撮り忘れたので、画像を拝借。
上の商品画像のようなフロントホイールクランプで、車体を立たせます。
真っ直ぐ立ったところで、センタースタンドを取り付ける為のステー部分を使って車体を持ち上げて、後輪を浮かせます。
z9green5.jpg
z9green3.jpg
左右均一に持ち上がるように調整しながら、バイクジャッキで持ち上げます。



後輪を目一杯浮かせる必要はありません。
z9green4.jpg
浮いたか浮かないかくらい持ち上げるだけで十分だと思います。
要はリアサスが伸びきって、力がかかってない状態でないと、リアサスを留めている上下のボルトが簡単に抜けないってことですから。
このような状態になったところで、リアサス下側のナットを外します。
ボルトが抜ける状態になったら、ジャッキの高さを微妙に調節しながら、スッと簡単にボルトが抜ける高さを探ります。高ささえ合えば、簡単にボルトが抜けます。ボルトが抜けにくいって事は、微妙に高さが違うわけですから、無理矢理抜く事はせずに、ジャッキの高さを調節しましょう。
リアサス下側のボルトが抜けると、上側には何の力もかかっていないので、簡単にボルトを抜く事ができます。
リアサスの上下ボルトが外せたら、またジャッキで後輪の高さを調節しながら、知恵の輪の要領でリアサスを抜き取ります。(車体と後輪の隙間が狭いので、ジャッキで高さを調節しないと、リアサスが取り出せません。)
z9green8.jpg
取り外した Z900RS CAFE用のホワイトスプリング リアサスです。
今回は、カワサキのイメージカラーのライムグリーン風に塗装したモノに交換してみました。
greenspring1.jpg
取付は、取り外しの逆を行うだけです。
先ずは上側のボルトナットを仮止めします。
下側は、これまた後輪の高さを調節しながら、リアサスのボルト穴とリンクの穴の位置を合わせます。
穴の位置がピッタリ合うように高さをあわせたら、ボルトを差し込んで仮止めします。

リアサスの上下のボルトを仮止めができたら、リアホイールを地面におろします。
(リアショックアブソーバーボルトおよびナットを締め付けるときはリアホイールを地面に下ろしておく。とサービスマニュアルに書いてあります。)

トルク-リヤショックアブソーバーナット:45N・m

z9green1.jpg
z9green2.jpg

グリーンスプリングサスに交換できました。

いつもの事ながら、写真を撮るのも忘れて、作業に没頭してしまいました。
リアサス交換にかかる作業時間は、準備から片付けまで含めて、約60分といったところでしょうか。
パーツ持ち込みで作業を行ってくれるショップで交換を頼むと、1万円~は取られるかな・・・。

  
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:バイク

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。